学びにまつわる迷走と瞑想

学び記録の備忘録

地味にコツコツのチカラ

ピコにはたくさんの長所があります。

 

まず、優しい。

次に、愛らしい。

そして、かわいい。

 

はい、親バカ全開です。

子供を客観的に見ることなんてできないです。

ウチの子世界一です。

 

ですが、性質ではなく

行動で素晴らしいと思うのは

毎日コツコツルーティン

を、やり遂げる力です。

 

ピアノは、4歳の時から

「少しでいいから、毎日必ずやる」

という約束でスタートし、

基本的には毎朝。

お寝坊の時は学校から帰ってから。

体調不良や旅行の時を除いて必ずやっています。

弾いている時間は短いですが

毎日コツコツ。

少しずつ上手くなるスピードが上がっているのを感じます。

 

そして、勉強についても

ルーティンをこなすことが好きなようで。

わが子ながら頭が下がる思いと共に

そのルーティンを設定する側の責任の重さに眩暈がしそうです…

作文力ってなんだろ

ピコの作文力のなさを感じたのは

2年生になって作文の宿題が毎週末に出るようになってから。

 

「書くことがない」と延々、机の前でぐだぐだしています。

 

いや、今日はこんなことしたよね?

その時にどんな感じだった?

何を思った?

そういったことを書けばいいんだよ

 

と言ったら、

 

「何にも感じてないよ!」

と、キレ気味でおっしゃる…。

 

どうやら、楽しかったとか、美しいとか、

ポジティブなことしか書けないと思い込んでいるようなので

嫌なことや、悲しいことも書いていいんだとお伝えしたところ

 

「今日は寒いのに出かけなくてはならず、

 本当にうんざりでした」と。

 

…書けたものの、母としては別の意味でちょっと切ないですが…ごめんねうんざりさせて。

 

確かに、このネガティブな気持ちを

誰かにぜひ伝えたい!とは思わないよな。

 

うーん

 

作文力って、

「何か」を伝えたいという意思と

「何か」の整理と

その「何か」を定義する力と

それを表現する語彙と

色々、必要なんだなあ。

 

発信の意思があれば

テクニックは後からついてくると思うけど

意思や動機を伸ばすって難しいしな。

 

テクニックを身につけつつ、

意思動機についてはちょっと考えるか…。

 

と、迷走しながら

いったん、以下の教材に取り組んでみました。

 

作文力ドリル 作文の基本編 小学低学年用 https://amzn.asia/d/dB5Sx5L

 

【七田式教材:しちだ右脳教育】【対象年齢 4歳~10歳】ダ・ヴィンチマップさくぶんプリント https://amzn.asia/d/3RJAlyh

 

 

作文力ドリルは、理屈や

文章作りの型を学ぶもので、

七田式は、マインドマップをワークさせるもの。

 

どちらも良いと思ったのですが、

教材を離れて、いざ書こうとすると

今ひとつ、本人の作文力向上に結びついてない。

 

……

学びの点と点を繋げる

親力の不足によるとしか思えない……

 

うわーーん!

ピコのルーティンと好きなこと

ピコは、その日のタスクが終わったら

好きなことを好きなだけしていいことにしてます。

 

ピコの毎日のルーティンは

概ね下記のような感じ。

 

⚫︎学校へ行く前

 ピアノ

 四則計算

 

⚫︎学童

 宿題(大抵、漢字と計算のドリル)

 

⚫︎帰宅後

 宿題(音読)

 母さん出題の漢字

 父さん出題の算数

 ドリルなんらか3種類を各1ページ(疲れたらやらなくてもOK)

 洗濯物の片付け

(日によって習い事)

 

となっていて、

やるべきタスクが終わると

 

おままごと、工作、折り紙、カードゲーム

YouTube、マイクラ、ロブロックス

漫画を読む テレビを見る 

 

などで遊んでいます。

 

正直、遊び方が穏やか過ぎて心配なほどです。

 

オタクや博士と言われるほど

のめり込むような何かや、

どハマりする趣味があるわけでもなく。

 

ゲームもYouTubeもそんなに執着せず

(1度に30分まで、15分以上の休憩を挟む、としてる)

決めた時間を超えてやりたがることもさほどなく。

 

小学生ってもっと自制心がないものだと思っていたので

穏やかすぎる我が子が

ありがたいような

心配なような…

 

インドアなのは性格だろうけど

…もっとはじけてもいいんだよー

お母さんが小学生だった時みたいに、就寝時間を守らずにこっそり読書にふけっても、いいんだよー

(良くはない)

読解ドリルで良かったもの

私の考え方にフィットした

数少ないドリル

「国語読解力 奇跡のドリル」

https://dps.shogakukan.co.jp/kisekinodoriru

 

これは、新美南吉先生の「てぶくろをかいに」を

ひたすら精読するものです。

 

私のレベルが低くて、

このドリルの解説もあまり上手く使いこなせず

「なぜこの解答なのか」の説明は

やはりあまり上手くはできなかったのですが

「文章を味わう」

ということを

ピコとできたのが、私としては大変良きでした!

 

低学年向けの精読系のドリル、

もっとほしいのですが見つけられない…

 

ご存知の方、教えてくださいまし。

作文は思いを伝える手段だから

国語ジャンルのつまずきはもう一つ。

そう、作文です。

 

私は作文は苦手でしたが

それでも小学生時代は膨大な読書量に支えられて

「小学生にしてはちょっと大人びた文」

を書くことは出来て

たぶん、それで点数を稼いだんだろうなあ。。

 

作文が苦手な理由は

「書きたいことなんてない」

に、つきると思う。

 

たぶん、

素敵な文章を知り

それと同じように誰かに文章で何かを伝える喜びを知ったら、書くことが飛躍的に好きになると思うんだけど。

 

まず、インプットがなければ

アウトプットの糸口もないということですね。

低学力な本の虫は教えられない

国語力といえば、まず読解。

わたし、読解は小学校レベルでは勉強しなくても出来るくらい得意でしたわ、と思い

まず普通に市販の問題集を買ってみました。

くもんのテキストとか、ハイレベとか。。

 

そこで思う。

え、

何なんだこのつまらない問題は…と…。

 

まず、お話が途中から始まることに納得いかない。

このストーリーそこからはじめてどうする?!

という切り取られ方の長文に愕然。

 

…いや、思うに、それこそがトレーニングなんでしょうね。

限られた情報から解答を読み取るという…。

 

でもさー

せっかくの素敵なお話を、こんな楽しめない形に加工しなくても…

 

と、学び以前のところで、無駄にひっかかるわたし。

 

さらには

「なぜその答えが正解か」

を、全く説明できないわたくし。。

 

え、だって主人公の心情はそれ以外なくない?

という感じで…

 

ハイ、低学力の本の虫は、読解力を導けませんでした。

国語の担当を奪い取る

算数の教え方難あり状態について。

夫とピコの双方が少し歩み寄り

 

夫→

わからないピコを責めない

わかっていなそうな時はアプローチを変える

(でもたまに期待値高過ぎて怒る時もある)

 

ピコ→

わからないときは「わからない」と言う

どこまでわかったかも言う

(でもたまにすごいド忘れもある)

 

といった感じで、一時期よりは落ち着きました。

 

そして、国語は…私が意を決して

夫から主担当を奪い取りました!

 

だってさ、毎日ノートにひたすら漢字だけを1行ずつ書き取りさせるって…

読書好きとしては見逃せない暴挙だもの…

 

国語を作業として叩き込むことにどうしても納得できない私と、

国語についてはさほどこだわりがなく、面倒に思っていた夫との利害一致で奪取成功!

 

さて、まず漢字は次の方法でペースを作りました。

 

①「となえてかく漢字練習ノート」で

書き順と読み方を学ぶ(1日1ページ、4文字)

 

②学んだ文字を使って

私が毎日ノート1ページずつ

ノートに問題を書き解かせる

(①と並行して、2〜3ヵ月程度やる)

 

③1学年分学んだら、「出口先生の頭がよくなる漢字」に切り替えて復習

(1カテゴリずつ、2ヶ月弱かかる)

 

④③が終わったら、漢字検定の過去問を解かせる

(週末のみ、5回程度。並行して次の学年の①②に着手)

 

漢字検定を振り返りとして使う

 

⑥学校の授業は、さらに復習として使う

 

この形がピコに合ってるかな、と今は思う…

今は!

(模索中だけど)

 

②の、問題作りが面倒ではあるのですが

ピコがその時関心があることや

前後に起きた身の回りの出来事

その時読んでいる本の文章など

彼女にとってタイムリーな文章で学ぶことが

印象に残りやすく、会話も弾みやすいと感じたので、せっせと作ることに。

ただ、それだと私の語彙力や興味関心で

出題が片寄る感もあるので、

そこを③④で補う形にしてみました。

 

漢字は一応のペースが出来たけど…

問題は…

 

読解と作文。